4.1.4 プロセスやファンクションに関するその他の指針
プロセスやファンクションに関しては、次の指針も重要です。
- プロセス名、ファンクション名は、サイトの標準規約に従う必要があります。規約を設定、配布するとともに、全員に遵守させることが大切です。
- LANSA RDMLでは、標準化してアプリケーション・テンプレートの一部に取り入れることができる、さまざまなFUNCTION特性を提供しています。また、各種オプションも吟味し、正しく使う必要があります。例えば、Visual LANSA環境で開発するファンクションのタイプは、*DIRECTである必要があります。
- 「コード・レビュー」の機会を設けて、各開発者の技能向上を図るとともに、標準規約を遵守しているかどうか確認してください。
- LANSAアプリケーション・テンプレートを活用し、サイト標準に合わせてカスタマイズしてください。例えば画面やレポートの外観や形式を揃える手段としても有効です(「アプリケーション・テンプレートの使い方」を参照)。
- すべてのプロセスとファンクションに対してヘルプ・テキストを作成してください。LANSAの開発セキュリティにより、ユーザーにヘルプ・テキストを入力してもらうこともできます。
- 影響分析ツールを使って、変更を管理し、変更の必要性を評価してください。影響分析によって、アプリケーションのテストと再ビルドにかかる時間を大幅に削減できます。また、影響分析によって、グループ・オブジェクトのリストも作成できます。
- 20個を超えるファンクションをプロセスに含めることはできませんが、特殊なサブルーチンの場合、またはプロンプト・キーの「グループ化」プロセスの場合は例外です。
プロセスとファンクションの設計の詳細については、『LANSA アプリケーション設計ガイド』の「プロセスとファンクション」を参照してください。
次のトピックも参照してください。
4.2 プロセスおよびファンクションの開発