現在地: Visual LANSA 開発者ガイド > 2. グラフィカル・ユーザーインターフェース・アプリケーションの作成 > 2.7 フォーム > 2.7.1 タイトル・バー・ボタンとFrameStyle

2.7.1 タイトル・バー・ボタンとFrameStyle

タイトル・バーに表示されるボタンを定義するには、BorderIconsプロパティを使用します。

デフォルトでは、最小化、最大化、閉じるのボタンが表示されます。

これらのボタンに対する変更は、設計時でなく実行時にのみ見ることができます。

最小化ボタンと最大化ボタンが選択されていない場合に限り、ヘルプボタンを選択できます。

実行時にヘルプボタンがクリックされると、カーソルはコンテキスト依存ヘルプアイコンに変化します。

ここでユーザーがフォームのコンポーネントをクリックすると、コンポーネントのコンテキスト依存ヘルプがある場合はそれが表示されます。

BorderIconsプロパティの他に、フォームのFrameStyleプロパティもタイトル・バー・ボタンに影響を与えます。また、このプロパティは、実行時のウィンドウにフレーム、タイトル・バー、またはアイコンを置くかどうかを制御します。

FrameStyleがDialogのフォームは、サイズ変更できず、左上にシステム・メニューが表示されません。最小化、最大化、ヘルプボタンだけが置かれます。

FrameStyleがSizableのフォームは、マウスまたはシステム・メニューを使用してサイズ変更可能です。

FrameStyleがToolWindowまたはSizeToolWindowのフォームは、閉じるボタンを持ち、フォントの小さいテキストのタイトルが表示されます。

このフォームは、アイコンを持たず、Windowsタスク・バーに表示されません。FrameStyleがSizeToolWindowのフォームはサイズ変更可能です。