現在地: Visual LANSA 開発者ガイド > 2. グラフィカル・ユーザーインターフェース・アプリケーションの作成 > 2.8 コントロール > 2.8.8 ステータス・バー

2.8.8 ステータス・バー

ステータス・バーは、ウィンドウの下部にメッセージが表示される別のウィンドウを作成します。ステータス・エリアには、プログレス・バー、(アニメ)ピクチャー、編集ボックスなどの他のコンポーネントを置くことができます。DisplayPositionプロパティとMessage positionプロパティを使用してステータス・バー内のコンポーネントの位置を相対的に決定します。

ステータス・バーに状況メッセージと情報メッセージを表示できます。状況メッセージは、処理の進捗として表示および非表示にされ、情報メッセージは、待ち行列に置かれ、複数のメッセージがある場合は、スクロールできます。

ステータス・バーを使用する最も簡単な方法は、フォームにステータス・バーを置いてinfmessageとstsmessage2つのサブルーチンを作成するVL_BBSTSBRテンプレートを実行します。infmessageサブルーチンは、以下のように使用されます。

execute infmessage ('Processing Completed')

 

stsmessageサブルーチンの構文は以下のとおりです。

execute stsmessage (LOOPS #LOOPCOUNT MESSAGE)
 

LOOPSは、メッセージが発行された後にループの数をセットし、#LOOPCOUNTは、現在のループの数で、MESSAGEはメッセージ・テキストです。以下のコードは、1000の各ループの後にステータス・バーに「nnnn Loops」というメッセージを発行するものです。

change #loopcount 0

begin_loop from(1) to(10000)
execute stsmessage (1000 #loopcount 'Loops')
end_loop 
 

I/Oモジュールに発行される検証メッセージは、フォームにステータス・バーがある場合には自動的に表示されます。