さまざまなWindowsインターフェース・コントロールの使用に関する数多くの仕様があります。これらの仕様は、コントロールの機能に基づきます。例えば、アクションまたはコマンドは、必然的にコマンド・ボタンとして表現されます。
多くの場合、コンポーネントを表現するコントロールの選択肢が複数あります。最も適切なコントロールを決定するにあたり、プログラムのインターフェースを最も簡潔にできるものを選択します。また、ウィンドウ内に複数のツリー・ビューを置かないようにするなど、フォームに置かれている他のコントロールも考慮する必要があります。
コントロールの目的の考察
大まかには、コントロールには以下の目的があります。
アクション |
プッシュ・ボタン ツールバー・ボタン メニュー・オプション |
入力、表示、および選択 |
リスト・ビュー、リスト・ボックス、コンボ・ボックス グリッド ツリー・ビュー チェック・ボックス、ラジオ・ボタン 編集ボックス、スピン編集、トラック・バー |
フィードバック |
ステータス・バー、プログレス・バー |
グループ |
タブ・シート、グループ・ボックス |
どのように表現するか
以下は、さまざまな状況で適切な表示方法を選択するために役立つガイドラインです。絶対的なものではありません。
2つのオプションからの選択
データとロジックが表現される方法の違い
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複数からのオプションの選択
データとロジックが表示される方法の違い
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ユーザーがアクションをトリガーする3つの方法
GUIアプリケーションでは、ユーザーがアクションをトリガーできるコントロールは3つしかありません。
標準のGUIでは、これらの3つのコントロールが即座にアクションを命令します。他のコントロールには、この特性はありません。
例えば、ユーザーがチェック・ボックスをチェックしたときにアクションはトリガーしません(データベースへの選択を書き込みを除く)。チェック・ボックスは、一般にはアクションではなく、はい/いいえの選択を表すために使用されるからです。
例えば、ユーザーが新しい請求書の作成を決定した場合、アプリケーションで新しいウィンドウを表示することにします。ユーザーはボックスをチェックしたときに新しいウィンドウが表示されることは予想していないので、これをチェック・ボックスで表すのは適切ではありません。
予想通りにアプリケーションを動作させるには、以下のようにこの選択を表します。
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