現在地: Visual LANSA 開発者ガイド > 2. グラフィカル・ユーザーインターフェース・アプリケーションの作成 > 2.17 参照 > 2.17.1.4 破棄された参照のチェック
2.17.1.4 破棄された参照のチェック

参照が破棄されたかどうかを簡単にテストするには、AddressFormの参照を*NULLに設定した直後に、このコードを置きます。

 

INVOKE method(#AddressForm.u_GetDetails) U_WITHEMPNO(#EMPNO) U_WITHSURNAME(#SURNAME)

 

AddressFormの参照を試みますが、何も見つかりません。アプリケーションは探しているものが見つからないのでクラッシュします。

 

参照を試みているオブジェクトが存在しないと、アプリケーションがクラッシュするということは、子の寿命を制御する場合には完全に制御しなくてはいけないということです。LANSAでは、開発者は複雑なOO Windowsアプリケーションを記述する必要がなく、CやC++などで必要な複雑な手順も避けることができます。コンポーネントの寿命の制御を開始する場合、その影響を意識する必要があります。

複雑で効率のよいWindowsアプリケーションでは、しばしば参照の制御が必要になります。