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4.5.2.3 テンプレートの特殊変数

アプリケーション・テンプレートには特殊変数を記述できます。これはあらかじめ定義済みの変数で、値はLANSA側で自動設定される場合と、テンプレート・コマンドを使って設定する場合があります。テンプレート内にこの特殊変数を埋め込んでおくと、生成処理の際、変数値に置換した上で評価されます。このように、実行(生成)の際に置換される、という意味で、LANSAシステム変数とよく似た考え方であると言えるでしょう。

この特殊変数は、テンプレート・コマンドでもRDMLコマンドでも使えます。例:

@@QUESTION PROMPT('テスト条件...')

ANSWER(@@CANS002)HELPIDS(HELP010)

IF COND('@@CANS002')

ENDIF

RDMLコマンドで使われるテスト条件式を指定するよう求められるので、実際に入力すると、それが特殊変数@@CANS002が置き替えられます。RDMLコードを生成する際、IFコマンドの条件部分が@@CANS002の値で置き換えられます。

特殊変数には大きく分けて次の4つの種類があります。

特殊変数は、テンプレート・コマンドの情報を参照、操作することができるため、テンプレートでは重要な役割を担っています。 

次のトピックも参照してください。

LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「テンプレート・コマンドと変数