LANSAリポジトリにフィールドを定義する方法は何通りかあります。
以下、それぞれの方法について、具体的な手順を示します。
手でフィールド定義を入力する、または既存のフィールド定義をコピーして必要な箇所を修正する方法です。コピーの代わりに、参照フィールドの機能を使うことも可能です。具体的な手順を以下に示します。
1. 標準の命名規約に従い、フィールド名を決めてください。これらは「企業データ・ディクショナリの考え方」に記述されています。
2. サイト標準に従い、必要なフィールド特性をすべて設定してください(「フィールドの定義にあたって考慮するべき事項」を参照)。
3. フィールドに対するヘルプ・テキストを、ユーザー向け、開発者向けとも定義してください(「1.5.4 リポジトリに登録するヘルプ・テキストの作成」を参照)。
4. コンポーネントやWAMの開発に必要であれば、画面表示に関する事項を設定してください(「1.5.6 フィールド・ビジュアライゼーションの開発」を参照)。
5. オプション: フィールドに対する妥当性規則やトリガーを定義してください(「1.5.6 フィールド・ビジュアライゼーションの開発」を参照)。
6. テスト・ファンクションを使って、フィールド定義が適切かどうか確認してください(例えばFLDTESTアプリケーション・テンプレートを使うとよいでしょう)。
モデリング・ツールを使ってデータベースを作成すれば、自動的に基本的なフィールド定義も登録されます。多くの場合、モデリング・ツールで設定された属性データ型にもとづき、参照フィールドの機能を使った定義になります。具体的な手順を以下に示します。
1. モデリング・ツールで生成された各フィールドを開いてください。
2. 必要に応じ、フィールド特性を確認、修正してください(「フィールドの定義にあたって考慮するべき事項」を参照)。
3. モデリング工程でヘルプ・テキストを設定しなかった場合はここで設定します(「リポジトリに登録するヘルプ・テキストの作成」を参照)。
4. コンポーネントやWAMの開発に必要であれば、画面表示に関する事項を設定してください(「フィールド・ビジュアライゼーションの開発」を参照)。
5. オプション: フィールドに対する妥当性規則やトリガーを定義してください(「フィールドに対する妥当性規則やトリガーの定義」を参照)。
6. テスト・ファンクションまたはアプリケーション・プロトタイプを使って、フィールド定義が適切かどうか確認してください。
その他のテーブルをインポートして、既存のデータベースを使う場合、テーブル内のフィールドはすべて自動的にリポジトリに追加されます。次の手順でこれらのフィールド定義を更新できます。
1. テーブル定義を参照して、リポジトリ内に作成されたフィールドを確認してください。
2. テーブルがインポートされたら、作成された各フィールドを開きます。フィールド特性を確認し、修正してください(「フィールドの定義にあたって考慮するべき事項」を参照)。
3. フィールドに対するヘルプ・テキストを、ユーザー向け、開発者向けとも定義してください (「リポジトリに登録するヘルプ・テキストの作成」を参照)。
4. コンポーネントやWAMの開発に必要であれば、画面表示に関する事項を設定してください (「フィールド・ビジュアライゼーションの開発」を参照)。
5. オプション: フィールドに対する妥当性規則やトリガーを定義してください (「フィールドに対する妥当性規則やトリガーの定義」を参照)。
6. 簡単なテスト用ファンクションを使って、フィールド定義が適切かどうか確認してください
次のトピックも参照してください。