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2.28.1 ActiveXコントロール

ActiveXコントロールは、サード・パーティ製の再利用可能コンポーネントです。標準に準拠して作られているため、ActiveX技術に対応してさえいればどのアプリケーションにでも埋め込んで使えます。Visual LANSAでは、ActiveXの完全なサポートを提供します。

ActiveXコントロールの例としては、カレンダー、テキストの整形、グラフ作成、スペル・チェッカー、高度なグリッド制御、Webブラウザーなどがあります。また、Microsoft Office Suite (Word、Excel、PowerPointなど) をはじめとするさまざまなアプリケーションを、ActiveX技術を使ってVisual LANSAに統合することができます(詳しくは「2.28.1.10 ActiveX対応アプリケーションとの統合」を参照)。

LANSAでは、ActiveXコントロールやCOMオートメーションの機能を使えるほか、LANSAコンポーネントをラッピングして、ActiveXコンポーネントとして扱うこともできます。

ActiveXコントロールを使うためには、その準備としてシステムにインストールしておき、これをActiveXコンポーネントとしてLANSAリポジトリに登録する必要があります。

ActiveXコントロールの使用は、他のすべてのコントロールの使用と同様に、コントロールのプロパティ、メソッド、およびイベントを利用して行います。コントロールの中には、非常に簡単で、それらの使用にプログラミングをほとんど必要としないものもあれば、複雑な機能を提供して、標準のVisual LANSAのコントロールを使用する場合に必要とされるコーディングよりもはるかに多くのコーディングを必要とするものもあります。

ActiveX 例外処理によって、失敗した HRESULT 値が実行時にトラップされるため、アプリケーションのエラーを回避できます。HRESULT値にアクセスすることができます。詳細は、『Visual LANSA 機能ヘルプ』の「COM エラー」を参照してください。

2.28.1.1 ActiveXコントロールを使うに当たっての制約事項

2.28.1.2 ActiveXコントロールの入手

2.28.1.3 ActiveXコントロールのダウンロードとインストール

2.28.1.4 ActiveX コントロールのリポジトリ登録

2.28.1.5 登録済みのActiveXコンポーネント

2.28.1.6 ActiveXコントロールの表示

2.28.1.7 ActiveXに特有の用語

2.28.1.8 ActiveXコントロールの使い方

2.28.1.9 ActiveXのエラー・トラップ

2.28.1.10 ActiveX対応アプリケーションとの統合

2.28.1.13 ActiveXコレクションを操作する構文に関する重要な注意