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Windows サービス用の RDMLX ベース・クラスを作成

 

このセクションは、チュートリアル 2 の同タイトルのトピックと似てはいますが、このセクション内の手順は全く同じという訳ではありません。ですから、チュートリアル 2 を終えたからと言って、このセクションを飛ばさないようにしてください。

接続するサービスを表す再利用可能パーツを作成することで、再利用を促すことができます。例えば、以下のようなメソッドを使って WindowsUserServices 再利用可能パーツを作成するとします。

すべてのサービスに対し、1 つのベース・クラスを持つことが推奨されています。これにより、ベース・クラス内で、例えばサービス URL などの共通のプロパティを指定することができます。このようにして、バラバラに別の場所で指定するのではなく、共通プロパティを一箇所に集中させることができます (サービス URL が変更になれば、一箇所を修正するだけで済みます)。

早速 ExternalWindowsServiceBase という名前の再利用可能パーツを作成してみましょう。

SetupUrlBuilder という名前のメソッドを作成します。このメソッドはすべてのサービス (スキーム、ホスト名、ポート番号、ベース・パス) で共通の URL プロパティを設定します。ポートを IIS で Web アプリを作成した際に指定したポート番号 (例: 9001) に修正します。

Mthroutine Name(SetupUrlBuilder)

   Define_Map For(*INPUT) Class(#XPRIM_UriBuilder) Name(#UrlBuilder) Pass(*BY_REFERENCE)

 

   #UrlBuilder.SetScheme( 'http' )

   #UrlBuilder.SetHost( 'localhost' )

   #UrlBuilder.SetPort( 9001 )

Endroutine

上記のコードではベース URL が http://localhost:9001/ に設定されています。

次は: WindowsUserServices RDMLX 再利用可能パーツのコーディング