LANSA for Linux インストーラーはリスナー用の構成ファイル{lansa_root}/listen.dat をインストール時に作成します。インストーラーのポート番号が指定されていない場合は、4545 がポート番号として使用されます。
例えば、LANSA for Linux をディレクトリ/lansa にインストールしたとします。インストールにポートオプションを利用しない場合、/lansa/listen.dat ファイルは次のように作成されます。
* LANSA Communication Listener Record File
* Comma Delimited, positional parameters.
* Empty parameters must have at least one space.
* Record Types (first character)
* L listener information
*L,Threads,NotUsed,NotUsed,Trace,TCPPort,Compression,Algorithm,Mode,Options,Features,LogonTimeout,AppMode
L,1,-,-,0,4545,1,NON,0,1,0,10,0
インストールにポートオプションを利用した場合は、代わりに指定されたポート番号が構成ファイルに書き込まれます。インストール時の詳細やオプションについては Linux 用のインストールガイトを参照して下さい。
インストール後にリスナーの設定をカスタマイズする必要がある場合は、テキストエディタで構成ファイルを編集することができます。ほとんどの設定が構成ファイルのコメントを見れば簡単に変更できるようになっています。
上級ユーザーの場合は上記の方法のほかに構成ファイルをWindows にコピーし、LANSA コミュニケーション管理機能を使って変更することも可能です。変更後は構成ファイルをコピーし、Linux サーバーに戻して下さい。LANSA for Windows インストール用の現在のlisten.dat を保存し、Linux 用の構成ファイルを変更した後に元に戻すことを忘れないようにして下さい。