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イベント通知サービス

RAMP アプリケーションを除き、通常この機能はカスタム・フレームワーク・マネージャにより技術的にサポートされています。

詳細は、「VLF-ONE カスタム・フレームワーク・マネージャの使用」を参照してください。

VLF-WIN と VLF-ONE の両方でシングルトンの VL scope(*Application) 再利用可能パーツがサポートされ、これがカスタム・フレームワーク・マネージャの役割を果たすことができます。

特定のイベントに対して、カスタム・フレームワーク・マネージャをリスンして、代わりにイベントの信号を送るよう要求することができます。

 

フレームワーク・マネージャーは、基本的なイベントのシグナル・サービスを提供します。

フィルターまたはコマンド・ハンドラーで重大なイベントが発生したときに、他のアクティブなフィルターまたはコマンド・ハンドラーにイベントを送信して、しかるべき処理を実行するように設定できます。 

イベント処理を実行するには、以下の2点が必要です。

イベントと共に付属情報も送られる場合があります。これをペイロードといいます。

イベントを発行するには avSignalEvent メソッドを使用します。例: 

Invoke #Com_owner.avSignalEvent WithId(Employee_Deleted) SendAInfo1(#EMPNO)

 

この例では"Employee_Deleted"として識別されたイベントを通知します。  これにはフィールド#EMPNOの現在値がペイロード・ストリング1として含まれます。おそらくはすでに削除された社員を識別するためのものです。   

Windowsアプリケーションでイベントをサブスクライブ(またはリッスン)するには、フィルターまたはコマンド・ハンドラーにEvtRoutineイベントが必要です。  これを行うには、以下の例のようにavEvent通知をリッスンします。

EvtRoutine Handling(#Com_owner.avEvent) WithId(#EventId) WithAInfo1(#AInfo1)

   If (#EventId = Employee_Deleted)

   

       Change #EMPNO #AInfo1.Value    

 

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   Endif

Endroutine

 

 

一般的な注意

 

イベント・ハンドリングの詳細については、以下を参照してください。