3.6 トレース

JSMトレースはかなり広い範囲を対象とします。JSMを使用して最初にアプリケーションの開発を始める場合、トレース機能の使用方法を把握しておくと非常に便利です。

トレース出力はすべて、JSMインスタンス・ディレクトリの下のtraceサブディレクトリに保管されます。

標準出力と標準エラー:

IBM i

付属のSTRJSMプログラムを使用する場合、標準出力と標準エラーがJSMライブラリにあるJSM出力待ち行列に表示されます。

Windows、Linux

付属のSTRJSMプログラムを使用する場合、標準出力と標準エラーは、STDOUT.TXTおよびSTDERR.TXTとしてJSMインスタンスに保存されます。

 

トレースが要求されると、現在のJSMインスタンスのトレース・ファイルを受信するためのサブディレクトリが作成されます。このサブディレクトリの名前は、プラットフォームのジョブ/プロセス番号にちなんで付けられます。

CLRJSM TRACEDIR(*YES)コマンドを使用すると、トレース・ファイルとサブディレクトリを削除できます。このコマンドは、インスタンスが稼働していないときに実行してください。

3.6.1 マネージャー・トレース

3.6.2 クライアント・コマンド・トレース

3.6.3 サービス・プログラム・トレース

3.6.4 クライアントからのサービス・プログラム・トレース

3.6.5 トレースの開始方法

3.6.6 トレース・ファイルの検索方法

3.6.7 トレース・ファイルの消去方法