リポジトリ・フィールドの使用方法

リポジトリに定義したフィールドは、業務アプリケーションの基礎となります。リポジトリのオブジェクトはほとんどが、この基礎の上に構築されます。コンポーネントやファンクションを構築する際にもフィールド定義が基礎となるので、充分に時間をかけ、リポジトリのフィールドを適切に定義することが大切です。定義はこの1箇所だけで行い、いろいろな場面でこれを再利用することにより、生産性の面で大きな効果を期待できます。

リポジトリにすべてのフィールドの特性が定義されていることは非常に重要です。フィールドそのものだけではなく、画面やレポートのレイアウトなど、アプリケーションの動作に必要となるさまざまな情報を同時に定義していることになるからです。例えば、リポジトリに定義された省略値は、画面表示の際、自動的にこの値が使われます。または、省略値に設定してよいか、ユーザーに訊ねるファンクションでも、このリポジトリのフィールド値が基本となります。フィールドの特性をすべて、時間をかけて適切に定義してください。

先にも述べたように、LANSAのリポジトリは「アクティブ」に分類されるものです(「アクティブ・リポジトリとは何か」を参照)。例えばプロンプト・ファンクションをリポジトリのフィールドに対応づけて定義することができます。このファンクションは、当該フィールドが現れるどの画面からも呼び出せます。しかも、リポジトリ上でファンクション定義を変更すれば直ちに、該当するすべての画面に影響が及びます。アプリケーションを再コンパイルする必要もありません。

LANSAの複数言語対応を使えば、説明文やラベル、列見出しをさまざまな言語で定義し、使い分けることができます。これにより、ひとつのアプリケーションで多くの言語に対応できるようになります「1.6.5 システム変数、言語変数の定義」も参照してください。

さらに、LANSAリポジトリは仕様が公開されており、情報の共有や再利用が可能であることも重要です。他のPC用アプリケーション開発ツールでも、開発時やアプリケーション実行時に、リポジトリのフィールド定義を参照できるのです