ヘルプ・テキストの使われ方

リポジトリにヘルプ・テキストを定義すると、自動的にアプリケーションから参照できるようになります。例えば「部門名」フィールドのヘルプ・テキストを定義すると、「部門名」が表示される画面であればどこからでも、ヘルプ機能を使ってこのテキストを表示できるようになるのです。入力フィールドでも出力フィールドでもかまいません。フィールド上にカーソルを置き、ヘルプ・キーを押すだけで、(複数言語区画であれば)適切な言語のヘルプ・テキストが表示されます。

LANSAアプリケーションには、(5250アプリケーションとして動作する) IBM i ベースのもの、スタンドアローンやクライアント/サーバー環境のPC上で動作するものがあります。さらに、インターネット経由で、Webアプリケーションとして動作するものもありますが、いずれにしてもヘルプ機能は使えるのです。

他の開発ツールで作成したWindowsアプリケーションからも、LANSAのヘルプ・テキストを参照することは可能です。PC アプリケーションでは、単に 1 つの LANSA のアプリケーション・プログラム・インターフェース (API) を呼び出すコードを記述することにより、メッセージ・ボックスにヘルプ・テキストを表示することができるのです。このように、同じヘルプ・テキストを他のアプリケーションと共有できることも、LANSAリポジトリによる情報共有の一例と言えるでしょう。

このように、ヘルプ・テキストは重要なリポジトリ定義のひとつです。フィールド、プロセス、ファンクション、フォームを作成する際は、同時にヘルプ・テキストも設定するようにしてください。

LANSA ベースのアプリケーションを構築する予定がなかったとしても、このヘルプ・テキストはリポジトリ内のフィールドの資料として、開発者が利用できます。例えば技術資料の執筆者は、フィールドの定義を記述する際、ヘルプ・テキストを参照することになるでしょう(「特殊値の使い方」の「$$TECH」の項を参照)。