4.1.3 RDMLによる開発の指針

LANSAには、リポジトリの機能を前提として動作する、第4世代言語(4GL)が付属しています。LANSA全体が、「リポジトリが4GL(RDML)と情報を共有、再利用する」ことを前提としたアプリケーション・アーキテクチャになっているのです。4GL環境によるプログラム記述は、3GLによるものとは大きく異なります(「LANSA RDML」を参照)。

4GLを使って3GL風の作り方をすることもできなくはありませんが、LANSA開発環境の長所を活かせなくなってしまいます。妥当性規則をプログラム・コードに埋め込んだり、変数をファンクション内ですべて定義したりすると、他のプログラムと情報を共有、再利用することができません。したがって、次の方針を守ってください。

LANSAアプリケーションの開発に当たっては、4GLのコーディング技法に習熟し、これを活用することが大切です。

リポジトリとRDMLを組み合わせることによる生じる長所をうまく利用してください。できあがってしまえば、他の製品との共有や再利用が可能です。できるだけRDMLプログラム側ではなくリポジトリに情報を記述することにより、アプリケーションはより強力になります。開発効率が向上し、保守作業の手間は劇的に削減できるでしょう。

最後に、アプリケーションの設計、構築、保守に関して、見過ごされやすい重要な事項を2つ挙げておきます。

簡潔にしてください。複雑であればコストがかさみます。過度のデザイン、不要な機能の作成をしないことが大切です。本当に必要な機能は何か、それを実現するためにはどのようにするのがよいか、よく検討してください。最も需要が高く役に立つ機能の開発に、まず労力をかけるべきです。詳しくは『LANSA アプリケーション設計ガイド』を参照してください。