これは必須ではありませんが、イベントを細かく制御することにより、初めからトリガーがかからないようにすることができます。例えば「社員の給与額が100000を超える場合にのみトリガーがかかる」という形で条件を設定します。
トリガー条件を設定しなければ、トリガー・ポイントの都度、必ずトリガーがかかります。一方、条件を設定すれば、必要な場合にのみトリガーがかかるので、処理性能が改善されます。
フィールド単位のトリガーの場合、条件中に他のフィールドを参照する記述はできません。テーブル単位の場合は、そのテーブル中の実フィールド、仮想列を参照できます。
条件を表す演算子としては、GT、GE、LT、LE、EQ、NE、REFがあります。
注:更新後に起動されるトリガーの条件中、フィールド名の末尾に「P」をつけた名前で、更新前の内容を参照できます。REF演算子は「Refers to」を表し、読み込み/挿入/更新の前後に起動されるトリガーの条件でのみ使えます。
テーブルを開く/閉じる前後のトリガーには条件を設定できません。
次のトピックも参照してください。
『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「処理条件」