事前結合列を作成する手順を以下に要約します。
1. テーブルのアクセス経路を定義します。これはテーブル定義の段階で済ませてあるかもしれません。まだであれば、事前結合列の前に定義しておいてください。
2. 事前結合列用の列をリポジトリに追加します。一般の仮想列と同様、リポジトリに定義する必要があります。
3. アクセス経路の特性を定義します。事前結合列に関連があるのは、「保管数」属性と、仮想列の前に派生させるか後に派生させるかを表す「結合列設定」属性です。両方とも設定してください。
4. 事前結合列の特性を定義します。アクセス経路の定義を援用して2つのテーブルを関連づけ、値の求め方を指定します。
5. 操作可能な形式に変換。事前結合列を追加してもそのままでは使えません。
事前結合列と一般の仮想列は、似ている面もありますが別のものです。事前結合列もテーブル中に列として現れますが、その値は他のテーブルにアクセスして求めます。