カーソルがコントロールの上を移動するドラッグ アンド ドロップ処理中に起動されます。
コントロール (PRIM_CTRL) のメンバ
名前 | タイプ | データ タイプ | 記述 |
---|---|---|---|
PosX | *Input | 整数 | カーソルの縦方向の位置 (ピクセル) |
PosY | *Input | 整数 | カーソルの横方向の位置 (ピクセル) |
Source | *Input | PRIM_CTRL | ドラッグ処理が始められたコンポーネントへの参照 |
Payload | *Input | PRIM_OBJT | ドラッグ アンド ドロップ処理でデータを引き渡すために使用できるジェネリックのオブジェクト |
DragState | *Input | 列挙 | DragOverEvent のドラッグ状態 |
AcceptDrop | *Both | ブール値 | DragOverEvent のドロップ許可 |
DragCursor | *Both | PRIM_CRSR | DragOverEvent のドラッグカーソル |
ShowDropHilight | *Both | ブール値 | DragOverEvent のドロップハイライト表示 |
AggregatedSource | *Input | PRIM_CTRL | ドラッグ スタイルが Aggregated の時、ドラッグ処理を開始したコンポーネントへの参照 |
Origin | *Input | PRIM_CTRL | イベントが最初に起動されたコントロールへの参照 |
Handled | *Both | ブール値 | TRUE に設定して、イベントが親のコントロールに伝達されないようにします。 |
DragOver イベントは、マウスをコントロールにドラッグすると発生します。 これは、ドラッグアンドドロッププロセスの 2 番目のイベントです。 StartDrag、 DragOver、 DragDrop、 EndDrag などにあたります。 DragOver は、マウスがコントロール内を移動する際に繰り返し作動します。 Windows エクスプローラなどの外部ドラッグアンドドロップは、 #sys_appln.AllowWindowsDragDrop プロパティと FilePaths オブジェクトを使用して、サポートされています。 DragState パラメータには、ドラッグの性質に関する情報が含まれます。
列挙値 | 説明 |
---|---|
Enter | カーソルがコントロールの範囲内に入った |
Exit | カーソルがコントロールの範囲を離れた |
Hover | カーソルがコントロールの範囲内で静止している |
Move | カーソルがコントロールの上を移動している |
この例では、 CustomerList が DragOver を起動すると、ペイロードがチェックされ、ユーザー定義の Customer データオブジェクトかどうかが確認されます。そうでない場合、ドラッグイベントは続行できません。
Evtroutine Handling(#CustomerList.DragOver) AcceptDrop(#AcceptDrop) Payload(#Payload) #AcceptDrop := (#Payload *Is #DataCustomer) Endroutine
2018 - V14SP1