StartDrag はマウスをドラッグした時に実行されます。
コントロール (PRIM_CTRL) のメンバ
名前 | タイプ | データ タイプ | 記述 |
---|---|---|---|
Source | *Input | PRIM_CTRL | ドラッグ処理を開始したコンポーネントへの参照 |
Payload | *Both | PRIM_OBJT | ドラッグ アンド ドロップ処理でデータを引き渡すために使用できるジェネリックのオブジェクト |
Continue | *Both | ブール値 | FALSE に設定して、ドラッグ アンド ドロップ処理を停止 |
DragList | *Both | PRIM_DGLT | ドラッグ時カーソルやイメージの変更に使用されたドラッグリストのインスタンスを提供 |
AggregatedSource | *Input | PRIM_CTRL | ドラッグ スタイルが Aggregated の時、ドラッグ処理を開始したコンポーネントへの参照 |
Origin | *Input | PRIM_CTRL | イベントが最初に起動されたコントロールへの参照 |
Handled | *Both | ブール値 | TRUE に設定して、イベントが親のコントロールに伝達されないようにします。 |
StartDrag イベントは、ドラッグアンドドロップ処理が開始されると発生します。 これは、ドラッグアンドドロッププロセスの 1 番目のイベントです。 それは、 StartDrag、DragOver、 DragDrop および EndDrag になります。 StartDrag は、汎用ペイロードオブジェクト移入したり、 DragList パラメーターを介してドラッグカーソルを設定するために使用されるどのような情報も設定したりするために使われています。 StartDrag は、ドラッグされているコントロールに DragStyle プロパティが Automatic または Aggregated の場合にのみ起動します。 Payload パラメーターは、ドラッグされているデータの性質に関する情報を格納できる汎用的な領域を提供します。ペイロード・インスタンスは、4回のドラッグ・アンド・ドロップ・イベントごとに使用可能になります。
この例では、 customerlist がドラッグされています。Customer データオブジェクトは、リストアイテムの RelatedReference として格納され、これがペイロードとして使用されます。
Evtroutine Handling(#CustomerList.StartDrag) Payload(#Payload) #Payload <= #CustomerList.FocusItem.RelatedReference Endroutine
2018 - V14SP1