必須。
このインデックスに関連付けられた IBM i データベースのアクセス・パスの保守に使用する方法を指定します。
テーブル内の情報を特定の順序に並べるためにインデックスを作成すると、IBM i データベースによってアクセス・パスが作成されます。
アクセス・パスは、基本的に特殊な構造で配列されたインデックスの「キー列」で、以下の処理を可能にします。
作成されたインデックスごとに、アクセス・パスが存在します。テーブルのレコードが追加、削除、または更新されるごとに、オペレーティン グ・システムはこのテーブルに対するアクセス・パスのすべてを更新する必要があります。これを行うために、オペレーティング・システムはコンピュータの時 間と利用可能な処理サイクルの主要な部分をフルに使用する必要があります。このため、当然システムのパフォーマンスは低下します。そして保守するアクセス・パスが増加するほど、システムの実行速度は遅くなります。
デフォルト:IMMED
ルール
使用できる値は以下のとおりです。
IMMED |
アクセス・パスは即座に保守されます (つまり、レコードが追加、更新、またはテーブルから削除される度に)。このオプションが最も一般的に使用されています。インデックスが対話型環境で使用される場合は、必ずIMMEDを指定してください。 |
DELAY |
インデックスを使用する場合にのみ、アクセス・パスが保守されます。このタイプのアクセス・パスは、ユーザーがインデックスの使用を要求するまで休止していて、オペレーティング・システムも保守しません。したがって、実際にインデックスが要求されるまで、オペレーティング・システムには全く負荷はかかりません。通常、このオプションを使用するインデックスは、非常に低い頻度で特定のテーブルを指定順に「ソート」するといった目的でのみ使用されます。 |
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