仮想列は、リポジトリに対して行うテーブル定義の一部であって、特定のテーブルにアクセスする場合に限り可視になります。一般の列と同様、仮想列をテーブルに追加するためには、あらかじめリポジトリに定義しておく必要があります。命名規約に従うならば、例えば「xxxxxxVIR」という9文字の名前になるので、ひと目で仮想列であることを識別できるでしょう(「列名の標準化」を参照)。
コードを使って派生する仮想列の場合、適切な入力列/オプションを使ってその旨を設定しなければなりません。IBM i の場合、仮想コードは RPG で記述します。一方、Windows などのように C を使うプラットフォームもあります。
仮想列を実際に使う際は、「仮想列に関する検討事項」も参照してください。
拡張定義を使って仮想列を定義する手順は以下の通りです。
1. フィールドをリポジトリに定義しておいてください。
2. この列をテーブルに、仮想列として追加します。
3. 仮想列の種別を選択します。
4. さらに、その他の設定事項を指定します。
この後、必要に応じ、仮想列の妥当性規則を追加してください。
次のトピックも参照してください。
『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「仮想列定義」
『Visual LANSA ユーザーガイド』の「[テーブル列] タブ」