注意: 9.1 組み込み関数の規則 利用オプション
この組み込み関数は、COMPOSER_CALLF もしくは COMPOSER_RUN で指定されたLANSAもしくはLANSA Composerサーバー・システムに接続するために必要な詳細情報を別名と関連付けします。
この関連付けは、現在のセッションの間、もしくは、別のLANSA ComposerもしくはLANSAシステムを同じ別名に指定するためにCOMPOSER_USE が再度使用されるまで保持されます。
COMPOSER_RUNもしくはCOMPOSER_CALLF組み込み関数でLANSA Composerサーバー別名が使用される前に、結果コード'OK'を受け取っていなくてはいけません。
COMPOSER_RUNもしくはCOMPOSER_CALLF組み込み関数のいずれかが実行されるまでは、実際に接続が試みられることはありません。したがって、この組み込み関数に使用される値が間違っていることから生じる接続エラーは、COMPOSER_RUNもしくはCOMPOSER_CALLF組み込み関数のいずれかにより接続が試みられるまで、明らかになりません。
引数
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引数 - IBM i サーバーのみ
これらの引数はWindowsサーバーで実行時には無視されます。
Windowsサーバーでは、これらの引数には*DEFAULTを指定してください。
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引数 - Windows サーバーのみ
これらの引数はIBM i サーバーシステムにて実行される際には無視されます。
この組み込み関数では長いユーザー名とパスワードの指定が許されていますが、LANSA Composerの現在のバージョン(3.0)では、長いユーザー名とパスワードはまだサポートされていないことにご注意ください。
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戻り値
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例
この例では、IBM i サーバーもしくはWindowsサーバーのいずれかに、デフォルトのLANSA Composerインストール時に設定される、LANSAもしくはLANSA Composerシステムの区画LIC(省略値)への接続を別名COMPOSERで定義します。
use builtin(COMPOSER_USE) with_args('COMPOSER')
この例では、組み込み関数を実行するIBM i サーバー上のLANSAもしくはLANSA Composerシステムの区画'PRD'への接続を別名ISERVER1で定義します。対象システムのプログラム・ライブラリ名は、変数#PGMLIB に指定されています。結果コードは、変数#RESULTで受け取ります。
use builtin(COMPOSER_USE) with_args('ISERVER1' 'PRD' #PGMLIB) to_get(#RESULT)
この例では、組み込み関数を実行するWindowsサーバー上のLANSAもしくはLANSA Composerシステムの区画'PRD'への接続を別名WINSERVER1で定義します。対象システムへのパスは変数#XWIN95に指定されています。リテラル値が残りの接続詳細の指定に使用されています。例えば、ユーザー名やパスワードは、'PCXUSER'と指定されており、対象システムはSybase SQL AnywhereのLX_LANSAという名前のデータベースを使用しています。LANSA Composer リクエストサーバーのロギングが使用可能になっています。結果コードは、変数#RESULTで受け取ります。
use builtin(COMPOSER_USE) with_args('WINSERVER1' 'PRD' *default *default *default #XWIN95 'PCXUSER' 'PCXUSER' 'LX_LANSA' 'SQLANYWHERE' 'DBA' 'SQL' *default 'Y') to_get(#RESULT)