String は可変長の文字フィールドで、最大長が 1 桁から 65,535 桁までのフィールドです(この数字はバイト数であり文字数ではありません)。
Stringは、英数字データ(SBCS、SBCSとDBCSの混合、またDBCSのみのいずれか)を保管します。現在のネイティブ・コードページのみサポートされます。
Stringは文字列に分類されます。
Stringは後続のブランクがあれば、それを意味あるものとして扱います。Stringの末尾にスペースを連結する場合、そのスペースは保持されます。ただし比較では、スペースは意味あるものとして扱われません。
一般的な事柄については、「1.1.1 フィールド・タイプについて」を参照してください。
フィールド定義の規則
Stringフィールドをリポジトリに定義するときの規則は以下のとおりです。
長さ |
Stringは、1から65,535桁の長さにすることができます。Stringには小数部はありません。 |
有効な鍵盤シフト |
ブランク、O、E、J、または、W |
許容される属性 |
AB、ASQN、CS、DDNN、FE、FUNC、FUNU、FUNX、JNMC、JNMU、JNMX、JNRC、JNRU、JNRX、LC、ND、PROC、PROU、PROX、RA、RB、RL、RLTB、SREV、SUNI、USRC、USRU、USRX |
編集オプション |
不可 |
デフォルト |
*NULL |
使用規則
区画タイプ |
|
ファイル |
StringはRDMLXファイルでのみ使用することができます。Stringは実フィールドまたはキー・フィールドとして使用することができます。キーとして使用する場合、長さは4,000バイトを超えてはいけません。 |
論理ビュー |
Stringはキー・フィールドとして使用することができます。キーとして使用する場合、長さは4,000バイトより少なくする必要があります。 |
仮想フィールド |
String はコード・フラグメント仮想フィールドと共に使用できます。 |
事前結合フィールド |
Stringは検索事前結合フィールドに使用することができます。 |
RDML コマンド |
DEF_HEAD、DEF_FOOT、DEF_BREAK、およびDEF_LINEのみRDMLフィールドの印刷がサポートされます。ですから、レポートで使用するには、String を Alph aに変換する必要があります。 |
組み込み関数 |
String を組み込み関数で使用する場合、有効な引数のタイプは「A」です。 |
特殊値 |
*NULL、*NAVAIL、*REMEMBERED_VALUE |
変換 |
詳細については、「フィールド・タイプ変換」を参照してください。 |
使用に関する注意事項
そのため、アプリケーションでは、空の String と 1 個のブランクが含まれる String を区別できないことに注意してください。また、長さ 0 の String をデータベースへの挿入前に連結した場合と読み取り後に連結した場合とでは、追加スペース分だけ異なります。式内でStringを使用する前に末尾スペースを切り捨てることで、動作を一貫させることができます。RDML内の空のStringと、データベースから読み取った1個のスペースが含まれるStringを比較した場合、比較において末尾スペースは意味を持たないため、等しいものと判断されます。末尾スペースが意味を持つのは、連結などの式内のみです。
プラットフォームについて
次のトピックも参照してください。