現在地: LANSA テクニカル リファレンスガイド > 1. フィールド > 1.1 フィールド・タイプ > 1.1.9 Integer

1.1.9 Integer

Integerは整数値フィールドで、デフォルトでは符号付きです。Integerタイプのフィールド長は、(1、2、4、8)バイト単位で測定される長さです。例えば、2バイト長の符号付Integerは、-32768から+32767までの値を保管することができます。Integerは小数部を持たず正確です。Integerは、LANSAでは数字に分類されます。

次のテーブルにはIntegerで考えられる各バイト長の暗黙の長さが示されています。暗黙の長さは、SignedまたはPackedフィールドの実際の長さに相当します。

バイト数

最大値 (符号付き)

最大値 (符号なし)

最大桁数 (暗黙の長さ)

1

127

255

3

2

32767

65535

5

4

2147483647

4294967295

10

8

9223372036854775807

18446744073709551615

19 符号付き
20 符号なし

 

一般的な事柄については、「1.1.1 フィールド・タイプについて」を参照してください。

フィールド定義の規則

Integerをリポジトリに定義するときの規則は以下のとおりです。

長さ

Integerは1、2、4、または8バイト長にすることができます。Integerには小数部はありません。

有効な鍵盤シフト

ブランク

許容される属性

AB、ASQN、CS、FE、ND、RA、RB、RL、RLTB、SUNS

編集オプション

符号付きIntegerの場合、編集オプション(つまり編集コードまたは編集語)の使用が許されます。Integer では編集コードの W と Y の使用は許されません。*DEFAULT は使用できます。

デフォルト

*NULL

フィールド定義の注意事項

使用規則

区画タイプ

RDMLX使用可能区画

ファイル

IntegerはRDMLXファイルでのみ使用することができます。Integerは実フィールドまたはキーとして使用することができます。

論理ビュー

Integerは論理ビューのキーとして使用することができます。

仮想フィールド

Integer は演算仮想フィールドで使用することができます。Integer はソース・フィールドとしても使用できます。

Integers はコード・フラグメント仮想フィールドと共に使用できます。

Integerをサブストリング、連結、または日付仮想フィールドで使用してはいけません。

事前結合フィールド

Integerは数値事前結合フィールドに使用することができます。

RDML コマンド

Integerタイプのフィールドは、数値フィールドが使用できる場所であればどこでもコマンド・パラメータとして使用することができます。ただし小数点以下の桁が必要な場合、または予測される場合を除きます。

組み込み関数

Integer を組み込み関数で使用する場合、有効な引数のタイプは「N」です。

特殊値

*NULL、*NAVAIL、*HIVAL、*LOVAL、*REMEMBERED_VALUE

変換

IntegerからDateやTimeフィールドへ変換すること、またその逆の変換は誤りです。詳細については、「フィールド・タイプ変換」を参照してください。

使用に関する注意事項

プラットフォームについて

次のトピックも参照してください。

1.1.7 Packed

1.1.8 Signed

1.1.10 Float